Data Storage Layer / データ保存レイヤー
データプロデューサーがデータをアップロードすると、それはアプリケーション所有者(またはアプリケーション所有者が許可した場合はデータプロデューサー)が決定するオンラインストレージサービスにオフチェーンで保存されます。セキュリティのために、データはデータプロデューサーの秘密鍵を使用して暗号化され、データプロデューサーは以下のオプションからアクセスレベルを選択できます:
On-Demand Authentication / オンデマンド認証(ユーザーは新しいファイル要求が発生するたびに手動で署名する必要があります)
Permanent Authentication / 永久トークン認証(ユーザーはアカウント抽象化を通じてファイルに関連する署名権限を委任します。この権限はユーザーがアクセスを取り消すまで有効です)
Time-Based Authentication / タイムベース認証(アカウント抽象化を通じて達成されますが、ユーザーは時間の期間を決定します。設定された期間は、期間が経過するまで変更できません)
* ユーザーは単一のファイルまたは複数のファイルをアップロードするオプションを選択できます。複数のファイルが1つのファイルとして圧縮され、オンラインストレージサービスに保存される場合、それは「リソース」と呼ばれます。
Data Registry / データレジストリ
ネットワークがファイル/リソースがオンラインストレージサービスに正常にアップロードされ、利用可能であることを確認した後、データプロデューサーはメッセージに署名し、以下の情報をオンチェーンに書き込みます:ファイルを指し示すURL、ファイルチェックサム(ファイルの整合性を確保するため)
Data Access / データアクセス
このモジュールは、オンラインストレージサービスからデータにアクセスし、署名を使用してデータを復号化し、ネットワーク内の参加者がリクエストを行った場合にそのデータをネットワークに取り込む役割を担います。
Data Availability / データアベイラビリティ
データはオフチェーンに保存され、ネットワークの制御下にはないため、ネットワークは定期的にデータへのアクセスを要求する必要があります(ハートビートメカニズム/Heartbeat mechanism)ので、データが利用可能であることを確認します。
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